「きゃっ!!」



外へフラフラ出ていって、通り過ぎる女の人を襲ったりもした。



「おい泰斗!やめろって」


俺を真剣な顔で止めてくれてる友人なんて、気にも止めずに。




このときの俺は、ホントに変だった。




「…おい、てめぇ…いい加減に……っ!!」



俺の肩を掴んで止めようとした友人を突き飛ばした。



泥酔状態の俺に手加減なんてものは、当然できるはずもなく…。




ガンッ!!



俺に突き飛ばされた友人は、近くのコンクリートの塀に強く頭を打ち付けて、意識不明の状態となった。