そう言って日向くんは、私の腕から手錠を外し、無理矢理藁の上へ連れて来られた。



“今日から”



“から”って…



その言葉が、私の頭の中でずっと響いていた。



…死ぬまでここにいろ、と言われたみたいで、身体がゾクッとした。



早く帰りたいよ…。



「手錠外れたからって、逃げんなよ?また明日になったらつけてもらうんだから。

ただ、寝るときは邪魔だから外してあげただけだからな」



日向くんはそう言って不敵に笑った。