【完】殺人者恋愛事件

「ごめんな晴香。雛姫のヤツどうしてもここに居たいってゆーからさ…」



小声で話し出す泰斗に、私は眉を寄せる。



「私と泰斗のこと言ったの?」



「言った。“別にいいんじゃない”って」



まぁ…なんともあっさりした答え。



雛姫さんのことだから、絶対怒ると思ってたのに。



「とりあえず中に入って」



泰斗はそう言って私を倉庫の中へと促した。




中に入ると、雛姫さんは私に手招きをした。



雛姫さんは、前に泰斗が座ってたイスに座って外を眺めていた。