そんなのやだ…。



絶対やだ!!



もうあのときみたいに、後悔はしたくない!



誰か大切な人が亡くなるところなんて、もう見たくないの!!



私は必死に足を動かした。



どこに泰斗がいるかなんてわからない。



でも直感で、あの場所にいるかもって思ったんだ。



あたしが唯一知ってる場所といったら…



あそこしかない。