次の日の朝。



私は泰斗より早く起きた。


やった!



チャンスかも。



泰斗が持ってる鍵を盗み取れば…。



なんて考えてる私も、相当悪かも。



でもこれはあくまでも助かるため。



だから許してね、泰斗♪


私は必死に鍵を探し回った。



泰斗の鞄の中も見た。



でも鍵はなかった。



残るはポケット。



でもポケット触ると泰斗が起きそうで怖いのよね。