次の日

目はまだ少しはれていたけどバイトに出た

柴崎さんが

「おはよー」

と何気なく声をかけてくれていつもの変わらない日常がもどってきた気がした

直哉さんは結局来たのかそれも気になっていた

早速メールを見る

直哉<今ついたよどこにいるの?>

ナナ<ごめんお父さんが倒れて今病院にいるの遅れるからもう少し待ってて>


直哉<大丈夫?>

ナナ<ごめんね>

直哉<待ってるよ>

ナナ<ごめんね>


直哉<ごめん俺も急に仕事入った行かなきゃ またメールする>

直哉<ごめん夜中に>

直哉<急にメールしたくなって>

直哉<おはようナナ 昨日はごめん夜中に突然メールして>

直哉<お父さん大丈夫?連絡取れるようになったらメールして>

直哉<今日は無理そう?>

直哉<電源切ってる?>

直哉<明日またメールする お休み>

何回もメールくれていたんだ


会えなかったけど…来てくれてたんだね

ナナ<ごめん お父さん大丈夫だよ 心配かけてごめんね>

直哉<よかった>

ナナ<ごめんね 連絡できなくて>

直哉<仕方ないやん>

ナナ<ありがとう>

直哉<今日もしかして元気ない?>

ナナ<どうして?>

直哉<なんとなく>

直哉<何かあった?>