あたしは、自分が先生に抱きしめられていることを理解する。 どうしてこうなったのか、あたしにはサッパリ分らない。 「せ、先生っ」 顔から火が出そうになって、あたしは先生の体を引き離す。 だけど まだ引き寄せられて、すぐ目の前に先生の香りが広がる。 そして徐々に近づいてくる唇ー。 「せん…」 気づくと、あたしは先生に唇を奪われていた。 「…ぅ、んん」