先生はそう苦笑して、あたしの髪を優しく撫でる。 「分かったよ。いつか一緒に行こうなー」 「…うん!」 あたしは世界1の幸せ者かもしれない。 バツ2とか先生の過去なんて関係ないよ。 今、先生が見てくれてるのはあたしなんだからー。 あたしはそんな幸せな気持ちに包まれて、いつの間にか眠りについてしまったー。