さてどこに行こうさっきの私用は、嘘八百だが本気でここから姿を消したかった。

あっ、そうかここは森の中だから森に入っちまえばいいのか。

森に入ったら、蝶がいた。ひどくきれいで儚げなその蝶について行き森の中の
花畑に着いた。ちょっと、目を離した隙に蝶は消えてしまっていた。花畑に目をやると誰かが倒れていた。

まじかよ!

「あなただいじょうですか!」

その、十六か十七ぐらいのその少女は





















    寝ていた。