集まった集団の中で光っているのではなく、一つで光を放っている。
それはとても綺麗な色をしていた。
私は一瞬にして見惚れた。
私もあの色で輝きたい。
私は一つの星に憧れた。
差別でも区別でもない。
でも、『ひいき』になってしまうほど。
夜空に光る一等星に
私は見惚れた。
私はその星になりたいのか。
ううん、そうじゃない。
私も同じように輝きを保ちたい。
同じグループの中、みんなと交ざっているのでは仕方がない。
憧れだとか
羨ましいだとか
そんなのはもうよくて。
自分の意志を強く持てばいいんだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…