「京介くん・・・・」




私は、誰もいなくなった教室で君の名を呼んだ。


もう二度と現れない君を待ち続けた。




「菜乃香」




ってもう一度私の名を呼んで。






君に会いたいよ。













遠距離恋愛なんて、無理だと思った。