『そっかぁ』
しか書いていない?
だから、自分はどうなんだって!
私はそんなことを思った。
私はさっきよりも早く、返信を返す。
『夏輝はメールしてるの?』
私が聞きたかったのは、これなんだって!
とか思いながら、返信を待った。
そして、いつもより返信が遅かったと感じたけど、携帯電話が震えた。
『してるよ!』
だから、最初からそういえばいいんだって!
心の中で思った。
私は、腹が立って
『そっかぁ』
と返してやった。
でも、夏輝からは返信がなかった。
私は寂しくはなかった。
だって、君がいるから。
そんなことを考えていた。
君がいなくなったら、私はどうすればいいのか。
とかは考えてなかったんだ。
関係ないと思っていた。

