クラスから私たちは完璧に見えなくなった




二人だけの空間…沈黙が流れる






なんで引っ張られたかは分からないし



どうすればいいか分からない…けれど







ひとつだけいえることがある








「どんだけがんばったって…っ」






「好きだからだよ…」






「はっ?」





どんなに辛くたって



椎が振り向いてくれなくたって





ただ…私は





「椎が好きだから」