「ハハ…ッ、変な顔」 長瀬は少しだけ切なげに笑って 廊下に座り込んだ 長瀬……? 「どうしてだよ、…なんでそこまでがんばる必要がある?」 「それは…」 私を見上げて長瀬は質問した 難しい質問で…なんて答えたらいいか分からなくて 少しだけ戸惑う その瞬間 「うひゃ…っ」 長瀬は私の腕を思い切り引いて 廊下に座り込ませた