「え?」 彼は私にこれを開けといっているの? もしかして自分で開けないの? それなら私が開いてあげなきゃ!彼はきっと困っているんだ! 「いや、俺は自分で開ける」 冷静に彼は言った 私の心の声は駄々漏れ?! 「えっと…じゃあどうすればいいんでしょう?」 私は完全なるミスを犯してしまった ここで挽回せねば! 「矢崎…だったっけ?傘ないんだろ?」