「あ…」 そんなお得意の乙女な妄想を繰り広げているとあるひとつのことに気がつく 妄想しすぎた罰といわれれば仕方ないのだけれど いや、仕方なくないのだけれど 結局何がいいたかったか、 わからなくなってしまったけれど… 「傘…忘れちゃった」 ローファーをはいて私は昇降口の前で立ちすくむ