「椎、好きっ!」 思いっきり私は抱きつく 人通りの少ない道に二人 私の大きな告白だけが聞こえた 「なん…」 もう椎は言葉もいえてない 顔は真っ赤で歩くこともやめていて 目の前の私から目をそらして 「待つなといった理由は危ないから、部活姿を見るなといったのは恥ずかしいから、あの時怒ったのは嫉妬していたから」 「おまっ…んでそんなこと知ってんだよ!」 「それで…今、顔が真っ赤なのは…全部図星だから」