無口な君に恋愛中









椎がどんどん先に進む中



周りの街灯を頼りに男らしい殴り書きな字を必死で呼んだ







すべてを読み終わったとき…



目が飛び出るほど驚いた





「頼むから…心配かけんなよ……………」







「へ…?えと…まっ、待って!」








ちらりと後ろを見てそういった




ものすごい小さな声








けれど…ちゃんと聞こえたから





ちゃんと椎の気持ち分かったよ








「私…浮気なんかしないもん!」








「は……?聞こえて…」








ボッと頬を染めた椎







「椎が好きすぎて、息を吸うのがもったいなーい!!」