君と一緒に幸せを探して。

「琉斗・・・。」


先に言葉を出したのはお前だった。


真希はやっぱり驚いている。


まぁ無理もないと思うけど・・・。


「真希。ごめん。久しぶりに逢った友達としゃべってきてもいい?」


「....駄目。私も行く。」


「・・・じゃ一緒に行こう。」


そして俺たちは近くの公園のベンチに行った。


「あ・・真希。紹介してなかったね。こっちが俺の元彼の雛。」


「えっ・・・。」


「えっと...こっちが今付き合っている、真希。」


そんなけ言うと、黙った。


多分お互い喋らないまま、10分は経った。そして、沈黙を破ったのが真希だった。


「ねぇ。雛さんは何で琉斗と別れたんですか?分かれたのに何であの時、琉斗を呼び止めたんですか?」