君と一緒に幸せを探して。

「何?琉斗。そんなにニヤニヤして。キモッ。」


「き、気もい?」


玲亜が話しかけてきた。と想ったら、変な言葉を置いて何処かへ去って行った。


そんなにニヤニヤしてたかな?


でもしょうがないよね。昨日のお前の行動を思い浮かべていたんだから。


───ウイーン


「「いらっしゃいませ。」」


今日もコンビニに来た。お前はもう先に着いていた。


「おそーーい。」


「ごめん・・・。」


「まぁいいや。」


俺たちはこんなやり取りをして30分で帰る。


でも会話は30分の間に途切れることはなかった。


お互いの学校生活での事。家族の事。


こんな話をやっていた。