君と一緒に幸せを探して。

「「いらっしゃいませ~。」」


俺は今コンビニに来ている。


昨日お前と約束したんだ。


「いっつも逢えるように、近くのコンビニで待ち合わせしよう。」って。


で、俺はここにいるという訳。


外ではまだ太陽がこっちに日を送っていた。


「おっまたせ~。」


──ゴンッ


声と一緒に付いて来たすごい音。


後ろを振り返ると、お前が転んでいた。


「だ、大丈夫?」


「大丈夫じゃないよ~。」


お前は顔をこっちに向けた。


おでこを打っていたらしく、真っ赤になっていた。


「はは。ふははは。」


思わず笑ってしまった。