君と一緒に幸せを探して。

そして部活。


いつも通りのメニューで、1時間ぐらいした。


この時も真希のこと想っていたんだよ。


「琉斗ー。」


俺は声のする方を見た。


そこにはバレーの練習をして、汗をちょっとかいて、かわいい真希がいた。


「ま、真希....。」


俺は正直驚いた。俺の中ではもうあんまり話さないだろうって勝手に想ってた。


「一緒に帰ろ。」


驚く俺。そしてかわいい笑顔を見せる真希。


この時一瞬付き合ってもいいって想ったんだ。


「うん。帰ろ。」


「じゃ、決まりねー。」


そして俺たちは部活に戻った。


───キーンコーンカーンコーン


部活が終わった。


俺はバレー部の練習場所を横切り、真希に「校門で待ってる」と、ジェスチャーで伝えて体育館を後にした。