君と一緒に幸せを探して。

「お待たせ~。」


真希が息を切らしながら俺の方へやって来た。


「待った?」


「ううん。」


なんかよくあるパターンだ。


「じゃ、帰ろっか。」


「うん。帰ろ。」


俺達は歩き出した。


これから起こる未来に向かって....。


俺は自転車通学。真希は徒歩通。


俺は自転車をおしながら、呟いた。


「今日は、いい天気だね。」


「そうだね~。」


「空も綺麗だよ。雲一つもない、一面に広がる青空だよ。」


「わ~。ホントだ~。綺麗だね。」