たしかに全員名前分かるってことは、



話しかけたんだろうな、と。



しみじみと感じた。




「でさぁー・・・・、って光梨、聞いてる?」



「あ、うん!聞いてるよ。で?」



「んでー、亜弓が永谷に告られてぇ・・・・」

なんてつまらない世の中なのだろう。






これで、一人ぼっちになったら楽しいのか・・・?





ふと、そう思った。

そして窓から見える青い空を眺めた。