「飛影いるー?」 声が聞こえた。 振り返ると後ろのドアから顔を出している、 一個上の先輩、 “藤川悠馬”(ふじかわゆうま)がいた。 結構3人で遊んだりしてた。 「メンドい、海翔、行ってきて・・・・」 ひょいっと指を悠馬先輩に向ける。 「はいはいー」 海翔は、いかつい顔で悠馬先輩に向かった。