その時に花梨は返事を返そうかと、 悩んでいたような顔をしていた。 何処か悲しくて・・・何処か切ない顔をしていた。 「・・・」 花梨はやはりメールに対し、 返す事無くプイッと回れ右をして ベットにゆっくりと寝転んだ。 「つまんね」 本音を一つ、ポツリ・・・と呟いて 夢の中へと飛び込んでいった。