「姉貴!馬鹿なこと言うなよ!園原先輩、熱あるから姉貴に付き合ってる暇ないから」 そう言うと、松山君は私の手をひっぱったまま、自分の部屋へと向かった。 「ちょっ!ともや!どういうことよ!!ちゃんと説明しなさいよ!!」 後ろからお姉さんの怒鳴り声が聞こえてきたが、松山君はそれを無視した。 「先輩、ここで待ってて下さい。俺、体温計とか持ってきますから」 部屋に入ると、松山君はカバンを置いて、そう言い残し出ていった。