ヤンキー君のお隣に♪<完結>






「本当は…そうでもないんじゃない?好きな子には優しかったりするでしょ?」







そうかもしれない。





奈保にはいつも優しくするように心掛けていた気がする。







「君は好きな子できたらその子に尽くすタイプでしょ?」






なんでもわかるんだな、この先輩。









「先輩はなんで俺のことなんでも知ってるんですか?」