「あの時は俺もガキだったからからこんなことが書けた。…だが、もちろん今は、そう簡単に結婚できると思っていない」 そう言うとしゅうは箱の中からハートのネックレスを取り出した。 「でも…いつか…今すぐっていうわけにはいかねぇし、何年待たせるかわかんねぇけど……俺は奈保と結婚したいと思ってる」