ねぇ?ってしゅうの方を見るけど、しゅうは呑気にあくびをしている。 もう!ちゃんと否定してよ。 「そっかー。じゃあ、邪魔しちゃ悪いから帰ろう?。舞」 「うん」 そう言って2人はホントに帰ってしまった。 …………… ……… … 2人しかいない教室。 なんか…気まずい。 くるっと向きをかえて、しゅうに背中を見せるように座る。 こうでもしないと私のドキドキはおさまりそうにないから。 「なあ」 ビクッ 後ろから聞こえるしゅうの声に思わず身構えてしまう。 「…ほんとにイケナイことしちゃう?」