―――

家に帰って、自分の部屋のベッドに寝転がる。



“いつ告白するの?”

“フラれたっていいじゃん”

“私が高倉君もらっちゃうかも”

“あたってくだけろだよ”

“後悔しない?”


……

舞ちゃんの言葉がずっと頭の中をまわってる。



わかってるよ。

今がチャンスだって。

気付いてるよ。

しゅうを好きな気持ちは止められないって。

感じてるよ。

早くしないとホントに誰かにしゅうをとられちゃうって。

知ってるよ。

伝わらないなら伝えないっていう考えは間違ってるって。