―――

次の日。


ピンポーン

玄関のチャイムがなった。

あわてて階段をかけおり、ドアをあける。


「あっ…おはよう。」

「…はよ。」

もう13時だけどな。

「…まぁ、あがれよ。」

平然を装い、奈保を玄関に入れたが実はかなり緊張している。



女を家に入れるのは初めてだから。