ヤンキー君のお隣に♪<完結>

その声の主を見た途端、安心して涙が溢れだしてしまった。


来てくれたんだ…




舞ちゃん。



「こんなことして楽しい?
松本さん?」


まやちんは私から舞ちゃんへと視線をずらしキッと睨んだ。


「何しにきたわけ?今さら。」

「奈保ちゃんを助けにきたに決まってんじゃん。」


「ふーん。やっぱりあんたは私らを裏切るんだ。」

えっ…裏切るって…


「裏切るもなにも私は元々あんたのこと好きじゃなかったから。だから、まやちんのグループから離れたの。」