ヤンキー君のお隣に♪<完結>

何されるんだろう…

あれだけ強気で言っていたけど、頭の中は不安と恐怖でいっぱい。

助けを求めようとしてもこの視聴覚室はあまり使われていないから、人が来ない。


「何、されたい?」

怪しい笑みを浮かべながらまやちんが聞いてきた。


「……」

何も答えられない私。

手足は小さく震えてる。


どうしよう…

助けて…


高倉君…

助けて!!












「あんたらさ、もうやめたら?」


ドアの近くから声がした。