ヤンキー君のお隣に♪<完結>

授業後、木下が教室を出て行ったのを確かめてから、園原に聞いた。


「なんだよ、あの手紙。」

「えっ、なんか変だった?」

「木下をよろしくってどういう意味だよ?」


「意味って…それは高倉君自身が一番わかっているんじゃない?」


俺自身が一番…?


「…はぁ?意味わかんねぇ…」


フフッと園原が笑いだした。