夢を求めて

海に着くと浜辺に車を止めエンジンを切った

村井は自分のシートベルトを外すと同時に助手席に座るリコのシートベルトも外した

村井「降りるか?」
リコ「ん・・・」

外は意外に海風が強く、華奢なリコの身体をふら付かせていた

村井「飛ばされるなよ」
リコ「私、風船じゃないから・・・」

思わず2人とも笑う

こんな何気ない会話しかしないけど、村井もリコも2人でいると自然でいられた