「勝手に名前つけるな」 だって……このワンちゃん、オスなんやで!? 久世の名前は京夜やろ? だったら、そこから取って付けたくならん!? 普通なるよね!? あ、でも久世みたいに不貞不貞しいワンちゃんにはなってほしくないなー…。 ――…って、そんな久世んコトがウチは好きなわけなんやけど。 「はぁ……。ちゃんと世話しろよ」 「え…!?」 「お前が面倒見ろよ」 「うんっ、見る!!久世ありがと~」 嬉しさのあまり、ガバッと勢いよく久世に抱き付いた。