……………やめよ! ウジウジ考えたって仕方ない!! それに、久世を信じるしかないやん!! あんなコト言っといて、ウチが久世を信じんなんて最低や。 「うまかったか?」 「あ、もうええん?」 「あぁ」 ウチの何もないお皿を見て、久世が声を掛けてきた。 いつから居ったんやろ? 戻ってきとん、気付かんかった…。 「どうした?」 「へ…っ!?」 「沈んでるから。何かあったのか?」 よく見とるんやね。 気付かれんようにしとったのに。 「何もないよ?」 また気付かれんように、必死に笑顔を作った。