これは調子に乗りすぎたってコトやんね……? て後悔しても遅くて、一瞬にして視界が久世で埋め尽くされる。 背中に感じるんは冷たい畳の感触で、押し倒されたと理解するまでそんなに時間はかからんかった。 「お礼、有り難く受け取れよ」 「いや、い……っん」 拒否しようとした両手は久世の片手で捕まえられて、抵抗すらも出来ないまま唇が塞がれた。 グッと噛みしめている唇を割って入ってくる、熱い久世の舌がウチの舌を追いかけてくる。