家族皆から…虐待され…俺は真芝家には…未練はなかった。


 でも…それは強がり。


 本当は寂しかった……。


 
 俺は何の為に生きているのか?


 毎晩…考えた…。



 生まれた時から…既に俺は躓いている。




 母の不義の子供として…この世界に生まれた時から…。