俺たちはまだ見ぬサイランと言う敵の元へと急ぐ。 天上界は無き後…創造の力を司る白の世界。 破滅の力を司る黒の世界の二つの世界に分かれていた。 サイランたちの居る世界は黒の世界。 枯れ果てた森の向こうに見える岸壁に聳える建物にサイランは居る。 「いよいよか…」 俺は改めて…決意する。 「!?」 さっきまで…先を見通せたはずなのに…突然…右方向から白い霧が立ち込める。 「ここから…一歩も通さない…」 霧の中から現れる人影と聞いたことのある声。