「可愛いだろ?」 ボクは…気にせず…二匹の首元を軽く掴み、ヒロの顔の前に持って来た。 「……よせ…」 「!?」 ヒロは急にクシャミを始めた。それも次から次へと…止まる気配がない。 ヒロはボクに背を向けて…ハンカチで鼻を押さえ込む。 「ね、猫……何とか…してくれ」 クシャミは一向におさまらないが…必死に…ヒロは声を絞り出す。 ボクは地面の二匹を置く。