ヤッキーはボクの曲をともかく褒め捲くる。



 「…今度…お前の曲を「OZ」の楽曲に加えてもいいか?」



 「えっ!!!?」


 ボクの曲が…「OZ」の曲??



 「まあ~話は…9月以降になるけど…今からでも…適当に…俺が…歌詞付けて…
事務所に送っておく」



 いきなり…そんな具体的な話されても…本音は困ってた。


 ヤッキーって思い込んだら一直線なタイプだな~。




 「ダメか?」


 少し…困った表情が表に出てたみたい。


 ヤッキーはボクに念を押した。



 「唯…急な話だから…」



 「お前がイヤなら止めとくから…」



 「イヤ…じゃない…」



 「じゃあ~OKにしとくぞ」