「それは…ちょっと…」 口の中が甘ったるくて…半分食べただけで限界だった。 「……でも…マジであのままでいいのか?」 話はまた振り出しに戻る。 「……」 俺がいくら強引に迫っても…選ぶのはAKI自身。 俺ではない。 AKIは恭に体を許した。初めての相手と結ばれるのが…AKIにとってはいいと 思った。 俺たちは人である前に神だ…。 男と女ではない。 神と女神だ…。 俺は身を引くしかない…。