「あの時はまだ…完全に力も覚醒してなかった。俺は…ヤクザの下っ端で…俺のミス でサツに仲間が捕まった。…すべての事情を知る…俺を組の幹部がボコって… 気絶した俺をドラム缶に閉じ込めて…夜の東京湾に沈めた」 それで…ボクたちの島に流れ着いた訳か…。 全身…痣だらけで…息は虫の音。 あと少し遅かったら…たぶん…死んでいたかもしれない…恭。 「……あの時助けてくれたことは感謝している…亜希良~」 再び、恭は…ボクを抱き締める。 あの夏の恋。 ボクは初めて…自分が女でよかったと思えた。