私は狂っていった

ゆっくりと自分でも気づかないくらいに

俺はおまえがいないとダメ

は、魔法の言葉だった
だって、私も昌樹がいないとダメ
私が仕事で失敗して落ち込んで泣いても抱きしめてくれた

お酒で酔ってわけのわからないことをわめいても付き合ってくれた

だから特別