恋するgirl★~番外編~




「先輩…俺、一生ついてきます!」


「いいから仕事しろ。」


「先輩、今夜俺の失恋会して下さいよ。」


俺がしれっとそう言うと先輩は諦めたみたいで、分かった②と頷いて、書類に目を落とした。



俺も自分のデスクに戻る。


おもむろに携帯を開くと、待ち受けにしていた隠し撮りしたまこちゃんの横顔写メを削除した。



あ、盗撮じゃないっすよ?



ちょっと未練はあるけど、朝の2人を見てたら何か俺なんか入り込めないなって感じた。



お互い、好き合ってるというより…


何かを通じ合ってるというか…。


うまく言えないけど、何かすごく愛を感じた。