「おはよ。今日早いな。」
「今日からテストが始まるので。」
「あぁ、そうだったな。」
振り返ると、そこには俺の愛しいまこちゃんと…見たこともないくらい優しげな表情で話す矢吹先輩の姿。
な、な、なんで2人が…!?
あ、ああ…いつだったかまこちゃん、先輩にお世話になったとか言ってたな。
それでたまたまそこで会って…みたいな。
だよね、そうだよね。何焦ってんだよ俺!
「勉強大丈夫か?」
「え?」
「昨日の夜…」
「ぁ…/////。」
真っ赤になって恥ずかしそうに先輩を見上げるまこちゃん。
ん?昨日の夜…?
んん?おかしいぞ?
「凉さん…いつもよりなんていうか…」
え、え、まこちゃんのいってる意味が…?
すると真っ赤になったまこちゃんを…
「…悪い、久々に真子に触れたら抑えきかなくなった。」
「もうっ…凉さんっ/////。」
そう言って抱きしめた先輩。
そ…そういうことなのぉ…。。
俺はしばらく突っ立ったまま、2人のラブラブな雰囲気を眺めていた。



