唯ちゃんには感じなかったものを、


瞳にだけは感じる。


一緒にいるだけで…
たったそれだけでいい。


瞳という存在が俺には必要不可欠。



俺完全に惚れてるわ。



「じゃあ俺のところに嫁にくる?」


「え!?孝幸のお嫁さん!?」


「瞳が大人になって俺がおじさんになってても大好きでいてくれたらな。」


「絶対大好きだよ~!そしたら、孝幸んちのビーフカレーいつでも食べれるね♪」



そう言って笑う瞳を見て、絶対失いたくないと心から思った。



俺、高2。


初恋とやらの相手…瞳、小学生。





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