プリマへの扉

男の人は自転車のところまできて私をまた後ろに乗せた。


「今君家帰っても親いないんだよね?
ちょっと足心配だから治療しても大丈夫?」



「大丈夫ですよ!このくらい!治療するまでじゃ…!」



ツンっ!



男の人が私の捻挫したところをちょっと触った。



「いったーーーーーー!!!!」

マジで痛い!

「だろ?しかも両足とも擦りむけてるから、やっぱり行くよ?」




そう言われて(半強制的に)治療しに行くことにした。